U-NEXTで「Re:ゼロから始める異世界生活」を観ました

「Re:ゼロから始める異世界生活」はU-NEXTで2021年12月31日 23:59まで配信しています。

「Re:ゼロから始める異世界生活」は2020年9月19日現在見放題です。

「Re:ゼロから始める異世界生活」はを観た感想を書いていきます。

「Re:ゼロから始める異世界生活」のあらすじ

U-NEXTで配信中の「Re:ゼロから始める異世界生活」は、引きこもりの高校生ナツキ・スバルが異世界に召喚されるところから物語はスタートします。

異世界で危機に陥ったときに、銀髪のハーフエルフの少女サテラに救われます。

恩返しに、フェルトという少女に奪われた徽章を取り返す手伝いをするスバル。

ですが、何者かに襲撃され命を落としたスバルは、召喚時点に戻っていました。

何度か繰り返すうちに、スバルは自分の能力に次第に気がついていきます。それは、死によって時間を巻き戻すことができる「死に戻り」だったのです。

様々な経験を乗り越えたスバルは、サテラの命を救った礼に、名前を教えて欲しいと頼みます。サテラは、エミリアと答えるのでした。

「Re:ゼロから始める異世界生活」の感想

U-NEXTで「Re:ゼロから始める異世界生活」を観た感想は、良い意味で期待を裏切られたという感じでした。

異世界ものというと、大抵のパターンだと普通の高校生が誤って異世界に紹介され、そこで可愛いヒロインや仲間と出会い、不思議な能力を解放していくというパターンが主な気がするのですが、この作品の主人公であるスバルは、異世界でもものすっごく身体レベルが上がるとが、特殊能力を身に付けるわけではありません。

殺されては時間が戻るという展開も、これまでのファンタジー作品とは違いました。

誰に殺されたのか、なぜ殺されたのかという謎に近づいていく様子に、ドキドキ感が止まりませんでした。

作画がとても綺麗なので、すんなりとストーリーに入り込むことができました。

何度も生と死を繰り返していくうちに、次第に頼もしくなってくるのが、まるで彼の成長を間近で見ているようで、感情を何度も揺さぶられました。

ファンタジー要素と、リアルさが入り交じった不思議な世界観で、見ごたえたっぷりでした。

「Re:ゼロから始める異世界生活」の残念なところ

ですが、「Re:ゼロから始める異世界生活」の残念なところは、あまりにもリアルに「死」が描かれていることです。スバルは、死んで時間を戻す能力が発揮されます。

ですが、スバルが命を落とすシーンがあまりにも酷すぎて、途中で何度も目を反らしてしまいました。

痛みと苦しみで顔を歪めるスバルが、あまりにも可哀想でなりません。U-NEXTは子供も観ることができる作品が充実しています。このリアルで過酷な場面は、できたらもっとオブラートに包んでほしかったと感じました。

そして、異世界では辛い経験が多くて、スバルが落ち込むことも度々あるのですが、あまりにも深く落ち込むので、観ている方もとても辛かったです。トータルすると面白かったのですが、やや残念なところもありました。

「Re:ゼロから始める異世界生活」の声優

U-NEXTで配信中の「Re:ゼロから始める異世界生活」は、その声優の豪華さも魅力です。

主人公であるスバルには、繊細な役どころに定評がある、古林裕介さんが担当し、徐々に成長していくスバルを好演しています。

エミリアを演じた高橋李衣さんは、高校生のときに参加したアニメ甲子園20101-2011のボイスアクト部門で優秀賞をとった実力派です。

更には、声質の使い分けができてしまう内山夕美さんが、可愛いけれどちょっとだけダークな1面も持っているパックを熱演しています。

人気も実力もある声優陣が多く出演しているので、物語がよりリアルに伝わります。

ですが、「Re:ゼロから始める異世界生活」で残念だと感じるのは、ヒロインであるエミリアの存在感がやや薄いということです。

確かに、この作品には多くの魅力溢れる女性キャラクターが登場します。ロズワール邸で書庫番をしているベアトリスは、見た目のロリータキャラを裏切らないツンデレですし、双子の姉妹であるラムとレムは可愛らしくて、それぞれとても魅力溢れるキャラクターです。

本当は優しいのに、なかなか素直に優しくできないラムと、可愛い外見に反して戦闘に長けているレムは、ファンにもとても人気が高い美少女です。

ですが、こうなってくると、あきらかにエミリアは影が薄いと感じてしまうのです。

やはり、物語のヒロインはもっと目だった方が良いと思うので、そこだけ残念でした。

まとめ

U-NEXTで「Re:ゼロから始める異世界生活」の全体的な感想としては、とても満足しています。

絵も音楽もハイレベルですし、テンポも良いのでダラダラと進む感じはしません。

同じことを繰り返すなかで、スバルは次第にその過酷な運命に立ち向かっていきます。

どれだけ悲惨な最期を遂げても、彼はまた立ち上がります。

人生をリセットすることは、本来ならばできないことですが、スバルの生き方を見ていると、人は変わることができるのかもしれないと思わせてくれました。

観る前と後では、考え方が変わってきます。

単なるファンタジー作品ではなく、スバルの考え方や行動は、実生活にも通じるものがあり、彼の台詞に頷いてしまうことも多々ありました。自分も、生き方を変えていかなきゃと、感じさせる作品です。

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